東北絆祭りに思うこと

今日明日(6月2日・3日)と、岩手県盛岡市で東北絆祭りが開催されます。

 

東北六魂祭が、名前を変えて実施されていますが、多くの人出でにぎわっています。

盛岡は突然の混雑で、バスのルートが変わったり、買い物客の移動に使われている無料シャトルバスが運休したりと、生活にも様々な影響が出ています。

多くの方々に楽しんでもらう、という点では賑わいはありがたいことですが、そもそものお祭りの趣旨は、「震災からの復興」を願うものですので、その思いも大切にしたいと感じています。

 

東日本大震災から、7年が経過しましたが、まだまだ、と感じている人が多いのが実情だと思っています。

時間は人にやさしい作用をもたらすこともある半面、時間だけでは癒されないこともある。

それを意識しておきたいとも思いました。

 

世界を見回すと、いつもどこかで災害や事故があるような気がします。

遠くの出来事かもしれませんが、世界はつながっています。

バタフライエフェクトという言葉があるように、この世界のどこかで起きた出来事が、今の自分の暮らしにも影響している。

そして、それは、自分が行った行為にも当てはまるかもしれない。

個人としての私の行為が、まわりまわって世界のどこか、社会のどこかに影響することもある。

 

そんなことも考えたりしました。

 

リプロダクティブ・ヘルス・サポートで私が始めた取り組みも、小さな取り組みかもしれませんが、もしかすると、他の人にも影響するかもしれない。それを肝に銘じておかなければ、と思っています。